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28件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2019-06-06 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号

国務大臣根本匠君) 今委員からもお話ありましたように、新しい審査方針に基づいて積極的に、要件を満たした場合には積極的に認定する、そしてまた、積極的に認定する範囲として定められていない疾病での認定申請であっても、個別に申請者被曝線量既往歴環境因子生活歴などを総合的に勘案した上で放射線起因性判断を行う対応をさせていただいております。  

根本匠

2019-06-06 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号

疾病障害認定審査会原子爆弾被爆者医療分科会におきまして策定されました現行の新しい審査方針に基づく原爆症認定では、まず、放射線との関連性が明らかな疾病であるがん白血病、副甲状腺機能亢進症及び加齢性ではない放射線白内障と、それから、放射線との関連性があるとの科学的知見が集積してきている心筋梗塞甲状腺機能低下症慢性肝炎、肝硬変を対象としまして、爆心地からの距離等要件を満たした場合に放射線起因性

宇都宮啓

2019-01-29 第198回国会 参議院 本会議 第2号

とりわけ昨年三月の東京高等裁判所では、国が原爆放射線以外の原因によると主張する疾病であっても、原爆放射線によってその疾病が促進されると認められる場合には、特段の事情がない限り、放射線起因性を肯定することが相当であるとした画期的な判決が言い渡され、国が定めた原爆症認定基準の不当さ、運用の不適切さを強く批判しています。  高齢かつ重い病気の原告をこれ以上裁判で苦しませることは人道上許されない行為です。

森本真治

2016-03-23 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

そうした被爆者の、今、放射線起因性と言われました、それを立証させる国のやり方被爆者に立証させるやり方司法は何度も断罪をしているわけです。今後、高齢化で、一層立証は困難になります。だからこそ私は、政治の決断が必要なんだと思うんです。  今の認定行政では、基準を設けることで、どうしても切り捨てが生まれてしまう。司法行政の乖離も解決しない。現行認定行政では私は解決できないと思います。

堀内照文

2016-03-23 第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

他方で、健康被害放射線によってもたらされたと判断できるかの基準である放射線起因性あるいは、現に医療を必要とするかの基準であります要医療性に関して、例えばこの認定基準に比べて被爆距離が遠い場合など、現在の科学的知見等に照らして、認めることが困難な事案については控訴をすることとしております。直近の二件の高裁判決では、放射線起因性に関して、いずれも国が逆転勝訴をしているわけでございます。  

塩崎恭久

2014-05-13 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号

今日は、資料最後に、被団協が提案している新しい原爆症認定制度といいますか、被爆者支援の在り方についての提言まとめたものを、これ厚労省が会議に提出したものを、分かりやすくまとめられているのでこれをお示ししていますが、被団協は、現行認定制度廃止をして、被爆者手帳所持者現行健康管理手当相当額被爆者手当を支給して、放射線起因性が認められている疾患に限って段階的に区分を設けて手当を支給すると。

小池晃

2014-04-01 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号

今回の大阪地裁裁判で、私、ひどいなと思ったのは、例えば骨髄異形成症候群原告について要医療性を争った人については、これは放射線起因性は認められるけれども、高齢で輸血などができないということで、単なる経過観察だから要医療性はないという、こういう主張をしているわけですよ。  今回、厚労省は、この主張を否定した判決を受け入れたわけですね。私、当然だと思います。

小池晃

2012-03-21 第180回国会 参議院 予算委員会 第12号

新しい審査方針では、放射線起因性判断につきまして、被爆地点爆心地より三・五キロメートル以内である者、それから原爆投下より約百時間以内に爆心地から約二キロメートル以内に入市した者などの被爆要件を満たし、さらに悪性腫瘍白血病など七つ疾病に罹患している場合、積極的に認定することとしております。  

外山千也

2012-03-21 第180回国会 参議院 予算委員会 第12号

井上哲士君 放射線起因性が認められるという文言はありますけれども、七つ疾病については積極認定をし、それ以外も被爆状況などを総合的に勘案をして認定をするというものです。  司法判断に沿って積極的に運用をすれば、被爆者の救済につながるものであります。しかし、やはり厚労省は消極的な認定を、態度を変更していないんですね。  

井上哲士

2010-08-06 第175回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号

認定基準では、七疾病がん白血病であれば積極的に認定をすると、こうなっているわけですけれども、心筋梗塞などの四疾病放射線起因性が認められるなどの限定条件が付いているためにこの大量の却下、保留ということになるケースがほとんどでございます。今新たな裁判が起きているのも、こういう状況にあるということで、新たな基準改定が必要であると思うわけでございます。  

山本博司

2010-04-09 第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号

そこでは、放射線起因性判断において、積極的に認定する範囲の場合とそれ以外の場合とありますが、そのおのおの、原爆症認定申請者に対する審査方法とその進捗状況はいかがでしょうか。  特に、それ以外の場合に関して審査が若干滞っているように見受けられますが、その理由もあわせてお伺いしたいと思います。

吉田統彦

2010-04-09 第174回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号

それ以外の場合においては、申請者被曝線量既往歴生活歴等を総合的に勘案して放射線起因性を総合的に判断する必要がありますので、審査一定の時間を要する傾向があるのは事実でございます。  いずれにしましても、被爆者高齢化していることも踏まえ、迅速な審査に努めてまいりたいと思います。

山井和則

2009-06-02 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号

この判決では、原爆症認定判断基準とする疾病放射線起因性について、被爆後の行動や発症の経緯などを考慮して総合的に判断すべきと、こう指摘をしているわけでございます。また、肝機能障害甲状腺機能低下症原爆放射線関連性があるものとして審査に当たるのが相当と、こうしているわけでございます。  

山本博司

2009-04-02 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号

大臣放射線起因性が認められる心筋梗塞をこの新しい審査方針に入れるということが矛盾しているんですよ。先ほどから何回も申し上げているように、疾病リストに当てはまる、この地域に何時間滞在したということが分かっている人はこれはもう放射線起因性だということを認めるよというのが審査方針なんですよ。これは矛盾しているので改めるべきだと思うんですけど、大臣、どのような御所見をお持ちですか。

犬塚直史

2009-04-02 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号

それからまた、放射線起因性が認められる心筋梗塞となっておりますが、これはただ心筋梗塞というだけではなくて、放射線起因性が認められると、そういうことで、これは例えば生活歴とか環境歴喫煙歴とかそういうもので放射線起因性が否定されるような要因があればそれを除くということをここに記載をしておるわけでございまして、心筋梗塞だからといって直ちに放射線起因性を認めるものではないと、このように考えております。

上田博三

2009-03-18 第171回国会 参議院 予算委員会 第15号

東京高裁では肝臓病についても放射線起因性高裁として初めて認め、広島地裁では初めて国家賠償責任も認めました。官房長官自民党議懇の会長でもあられ、かねてからこの問題に取り組んでこられたと。両判決をどう受け止められたか、そして現行の新しい審査方針原爆被害の実態に即したものに再改定をし、全国の集団訴訟一括解決すべきじゃないかと思いますが、いかがですか。

小池晃

2009-03-18 第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号

私がこの間、こうした裁判を見ていて、国家賠償上の違法性が認められるという記述は、千葉の患者さんではなかったことですし、大臣国家賠償上の違法性というのは、これは厚生労働大臣は、この間のいろいろ分科会が採用する放射線起因性判断基準や、分科会における資料の収集、認定判断に不十分な点がある場合は、判断基準の是正を促したり、みずから必要な調査を行ったりする等の措置をとるべき義務を負っている、その義務にのっとっていないということで

阿部知子

2008-06-04 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号

とりわけ大阪高裁は、四月から始まった新基準でも対象とならない五名の原告について放射線起因性を認め、要医療性を認めた仙台判決と並んで、政府に根本的な見直しを迫るものだと思います。  昨日、自民党原爆被爆者対策に関する小委員会も決議を上げておられるようで、大変心強く思っております。  上告はやめ、一括解決の道を目指すべきだと考えます。

高橋千鶴子

2008-03-27 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号

この原爆症の問題でありますけれども、いわゆる法律に定められた要件であります放射線起因性、放射線に起因しているというようなことを判断するにつきましては非常に難しい問題でございます。原因確率という手法は、既存の集団的データを基に統計学的手法、すなわち確率論を用いて放射線起因性寄与率、確からしさを計算していくというような手法でございまして、国際的にも一定評価を得ております。  

西山正徳

2007-12-12 第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号

名古屋地裁放射性降下物誘導放射能を十分に把握できていないんだ、したがって、原因確率を形式的に適用して被爆者らの負傷及び疾病放射線起因性の有無を判断したのでは、誤った結果を招来する危険性がある。仙台地裁原因確率を機械的に適用することによって放射線起因性を否定する結果を生じさせることは、可能な限り避けなければならない。

園田康博

2007-12-06 第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号

それから、最後、ちょっと今裁判の問題に関して国が見直しを求められている問題として、一つ原爆症認定問題についてもお聞きしたいんですが、これ私たちは機械的に切り捨てる今の基準廃止をして、やはり放射線起因性として認められる疾患はすべて認める。あるいは総合的、前進的に判断するという基準に改めるべきだと思っていますが、今日はその問題はさておき、今、同時に裁判はまだ続いているわけです。  

小池晃

2007-03-28 第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

しかしながら、判決の段階では、依然として放射線と肝機能障害との関連について科学的知見が十分には集積、整理されていなかったこと、さらに、この訴訟におきましては肝機能障害放射線起因性に関する科学的知見評価が争点となっておりましたことから、これについて改めて科学的、専門的見地から検討を行い、海外の専門家による評価も経て、昨年末に検討結果が取りまとめられたところでございます。  

柳澤伯夫

2007-03-28 第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

郡委員 それでは、審査方針の中で、「原爆放射線起因性判断」というところで、「判断に当たっての基本的な考え方」が示されているわけですけれども、その中に、「おおむね一〇パーセント未満である場合には、当該可能性が低いものと推定する。」として、であれば、大抵の方が認定に当たらないということになるわけですよね。  

郡和子

2007-03-26 第166回国会 参議院 予算委員会 第13号

厚生労働大臣に伺いたいんですが、被爆者健康被害に対して放射線起因性がないと今度の判決で決め付けることは誤りだと。つまり、むしろ推定を行って、こういう方たち原爆による放射線被害がまずあると推定をすると、その上で健康被害が、一般に見られるような健康被害が出てきたとしても、これは放射線被害でないと決め付けないで、まずはこれは放射線被害だろうと推定をすると。

犬塚直史

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